直播栽培では、種籾コーティングの選択がそのまま作業効率や生育安定に直結します。
私たちが試験・導入している資材の一つが「りもみん」です。
今回は、現場で使って感じた特徴と、どういう圃場に向いているのかをまとめます。
■ りもみんを使う理由
直播栽培では、
・コーティング時の発熱
・乾燥工程の手間
・作業スケジュールの制約
が意外と大きな負担になります。
特に面積が増えてくると、
“乾燥させる時間”がボトルネックになることもあります。
りもみんは天然酸化鉄(リモナイト)を原料としており、
発熱がほとんどなく、乾燥工程を簡略化できるのが大きな特長です。
■ 実際に感じたメリット
① 発熱しない安心感
従来の鉄系コーティングでは、作業中の発熱管理が必要になる場合があります。
りもみんは発熱がほぼないため、作業中のリスク管理がシンプルになります。
これは地味ですが、現場ではかなり大きな違いです。
② 工程設計がしやすい
浸種・催芽が可能なため、
播種タイミングを柔軟に組み立てることができます。
直播は天候との戦いです。
“待てる余裕がある”ことは大きな武器になります。
③ 作業効率の向上
乾燥工程が簡略化できることで、
面積拡大時にも工程が組みやすくなります。
これは小規模よりも、
1ha以上を扱う現場で特にメリットを感じやすい部分です。
■ りもみんが向いている圃場
・面積拡大を目指している
・ドローン直播を導入している
・作業工程を効率化したい
・乾燥工程の管理が負担になっている
“生育を攻める資材”というよりは、
工程を安定させる資材という印象です。
■ 資材よりも大事なのは設計
どんなコーティングも万能ではありません。
りもみんも、
・播種深度
・代かき精度
・圃場の排水性
と組み合わせて初めて力を発揮します。
直播は「作業」ではなく「設計」です。
私たちは、
・種籾選定
・コーティング設計
・ドローン播種
・防除設計
まで一体で考えています。
■ まとめ
りもみんは、
✔ 発熱リスクが低い
✔ 乾燥工程が簡略化できる
✔ 工程設計に余裕が生まれる
という点で、直播栽培の“安定化”を支える資材です。
圃場条件や目指す規模によって、
最適なコーティングは変わります。
直播設計やコーティングのご相談も承っています。
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